今回は「スパイスってなんだ?」の2回目です。
スパイスは、料理に使われるほとんどの素材に比べて風味が凝縮されている植物の部位になります。
ハーブは葉っぱっですが、スパイスは種子、果実、根、茎、花、樹皮など様々な植物の部位から作られ、乾燥したものを使います。
薬味として使用する事は少なく、ベースとなる強い風味を生かす素材として使われるのが、スパイスです。
スパイスの風味は、風味化合物(アロマ化合物)と呼ばれ、化学物質の貯蔵庫として植物が動物や細菌から身を守り、時には利用をし、子孫を残すために生成することが、科学的に証明されています。
こうした化合物が人間にとって心地良いアロマであったことは、非常に幸運な事だと思います。